1 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 16:37:16.89 ID:o23qiXVU0
唯一大嫌いな古典文学専門の教授が担当になって辛い
レポートとか古典関係だから辛い
なにが「大学は自由だ」だよやりたくもない教科受けさせられてばっかりだクソ
index

24 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 23:12:15.35 ID:WlV0T24u0
>>1
>もっと実用的なこと学びに行くんだったわ(>>11)

このことばが出る時点できみにとって文学は今後もゴミだから
そう思うならさっさと転部なりなんなりするほうがいいよ、ほんと

54 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 23:58:06.24 ID:y9rrlsW30
さいご

俺は>>24でこう書いた、「(>>1にとって)文学は今後もゴミだから」
・・・誤っている。むしろゴミにこそ文学があるのだ

「資本」の網のなかで絶対的にその存在を認められないゴミ、廃棄物
「資本」がどんなにエコ-ロジカルな言説を展開しようと
そのゴミ、廃棄物は絶対的に認められない

ところでこのとき「ゴミ」「廃棄物」とはなにか
2つの展開がある(おなじものかもしれない)
ひとつ。「ゴミ」「廃棄物」とは「プロレタリアート」である
(注意。決してマルキシズムに限定された経済用語・政治用語ではない)
ひとつ。「ゴミ」「廃棄物」とは糞であり糞とは貨幣である(フロイトなど)

さすればすなわち「ゴミ」「廃棄物」とは
前者によればじつは人間であるということであり
後者によればじつはそれを生み出す己自身であるということである
そしてくりかえすがこのふたつはおなじものかもしれない

ここからこれからの文学を考えてみること
「なに言ってんのかわからない」・・・俺にもわからない(´・ω・`)

65 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 22:58:47.94 ID:0cewolYx0
つまりだ・・・本当の問題はここからだ(>>54参照)

つまり
もしこれからの文学は「ゴミ」「廃棄物」に鍵があるとするならば
「プロレタリアート」とは放射性物質と同値であるということだ
あるいは「資本」は放射性物質に帰依しており
それとまったく同じ意味で「プロレタリアート」に帰依しているということだ

この構造を「資本」は絶対的に認めることができない
つまり存在を否定することはできないがかわりに否認をしつづける
そして否認の末に抑圧したものはかならず回帰する
これがフロイトのいうフェティシズム

さらに言えば
「ゴミ」「廃棄物」としての「プロレタリアート」とは「生まれてはならないもの」である
その「生まれてはならないもの」が
「ならない」と命ずる者と同じ人間として平等に存在する
「そんなことがあっては絶対に、絶対にならない!」・・・否認し抑圧しそれは回帰する

「生まれてはならないもの」に添い立つ文学
俺はここに文学の未来の「核」心(「核」の回帰!)があると信ずる者である
(注意せねばならないのはそれは「プロレタリア文学」では【ない】ということ)

67 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 23:13:10.72 ID:0cewolYx0
おやすみ

>>1よ・・・いまでも文学は好きか? 好きでいることを願うばかりだが

57 :名も無き被検体774号+:2013/12/28(土) 21:16:51.74 ID:r4PXPwQ60
>>1いるか

38 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:29:50.28 ID:fBGN8rkp0
俺は>>1の気持ちも分からないではないよ
ハナっから「わたしは古典が大好きです!」なんて言い出す奴の方が
往々にして後々文学にとって有害な存在となる

また「現代とは」という言い方になるけど
現代は分からないものを前にして人を右往左往させてはくれない
即決、即断できるリーダーが尊ばれる時代
当然、文学にとっては冬の時代

さっきマルクスにからめて「資本」という語を出したけど
この語を経済用語にとどめずもっと広く理解することで
文学をもっと豊かに理解できるかもしれない
俺はそれを大澤真幸という社会学者の書物から学んだ

こないだ当の大澤真幸に質問する機会があって
「文学になにを望みますか」と問うた
かんばしい答えがあったわけではないけど(かんばしい質問でもなかったし)
いま文学以上に時代をときめく社会学をして
「文学は大事だ」と聞けただけでもよかったと思う

おやすみ
>>1にも>>37にも伝えておきたいが、文学は人生を賭けるに値するから

2 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 16:38:08.88 ID:o23qiXVU0
つまり受験生には大学に夢見ないほうがいい
勉強方面でも遊び方面でも

3 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 16:45:36.39 ID:JzN+1god0
遊び方面も何かエピソードあるの?

4 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 16:47:43.79 ID:o23qiXVU0
ないよ
なにもない

リア充気質ならいいんじゃね
知らんけど

5 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 16:59:05.57 ID:sfN1uIAt0
どの分野が好きなの?

6 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 17:10:13.05 ID:o23qiXVU0
近代とか現代だね
本当にピンポイントで嫌いなところにあたった

7 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 17:14:42.66 ID:sfN1uIAt0
文学を専門的まではいかないくらい好きだけど、ロシア文学はめちゃくちゃ難しかった
ドストエフスキーの地下室の手記は半分くらいで心折られたwww

8 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 17:55:23.02 ID:fJkmdAYq0
何学科なの?
俺は文学部の英文科だが
文学の講義なんて必修以外は1つも取ってない

9 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 17:58:47.26 ID:o23qiXVU0
趣味と実益なんて無理だと悟った

日本文学科
俺も必修以外取ってない
卒業するのに取らなきゃいけない科目が軒並みつまらん

10 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 18:01:26.31 ID:ra3xQ4qGO
文学は大学で勉強するものじゃないって開高健が言っていた。

20 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 23:03:33.94 ID:WlV0T24u0
>>10
開高健は残念ながら
気がついたら自分がいると思っていた現代の先端から脱落した人
そして(だから)文学を諦めた人

11 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 18:07:54.86 ID:o23qiXVU0
それは思う
だいたいやることと言ったら文学史ばっかりだし教科書読むだけで事足りる
もっと実用的なこと学びに行くんだったわ

受験生のときって自分の好きなこととか大人は口揃えて言うけど的外れだな

52 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 23:05:39.98 ID:y9rrlsW30
以前>>11イコール>>1の
「もっと実用的なこと学びに行くんだったわ」に対して
厳しいレス>>24をしたが

つまりは以上のことに繋がってくる

ところで果たして文学は「実用的」つまり実学ではないのか?

12 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 18:21:09.12 ID:sfN1uIAt0
まぁ、趣味と実益なんてごく限られた分野だけだよ
それに文学は自体が益からかなり離れた位置にあるものだし
手に職関係くらいが趣味と実益を兼ねてるよ
最近だとIT関係が隆興してるけど競争率高すぎるしね

13 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 18:22:04.68 ID:2Y+N3IHm0
ゼミを選べないってこと?

14 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 18:37:02.52 ID:o23qiXVU0
ゼミというかまぁ1年だからはじめは勝手にクラス分けされるんだよね
後々は選べるけど

15 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 18:49:33.60 ID:hTj3pe5y0
今一番尖鋭的な作家って誰?
ピンチョンデリーロソローキンは読んだ

16 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 19:54:08.03 ID:KGPcK1860
個人的見解だけど
近現代文学ってさ、ある種の同時代性があるからこそ深く作品世界に触れる事ができると思うんだよね

古典とか海外作家の作品とかは読み物としては面白いとんだけど、同時代性とか直接突き刺さる感じが弱いんだよなー

17 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 19:58:07.19 ID:sfN1uIAt0
>>16
時代背景理解してないと今一皮肉がわからなかったりとかあるしね
古典文学は個人的に時代背景まで理解してこそより楽しめると思う

22 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 23:07:00.53 ID:WlV0T24u0
>>16-19
背景が分かるから感動するというのは文学の俗な理解
(というか「同時代性」「背景」「理解」の語の使われ方が雑)

マルクスなどは現代のわれわれにはなんの共通性も見いだせないところに
感動の源泉があるのではと考察を進める

25 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 23:18:13.86 ID:sfN1uIAt0
>>22
そこまで深くは考えないからなぁ
ライトに楽しんでるからマルクス云々言われてもわからん
俗でも楽しめればいいや

28 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:43:59.91 ID:fBGN8rkp0
>>25
「楽しめればいいや」とは極めて現代的な発想
そして現代とは文学が追い詰められている時代

>>26
他のマルクスなら名を振るよ
そしてマルクスは
資本を考えるためには文学や宗教を考えなくてはいけないことをよく知っていた
文学の話題でマルクスという名が出たからといって
他のマルクスかなと不思議がることはない
マルクス主義文芸批評だってある(イーグルトンなど)

>>27
「ろくでもない大学」でなければ文学は語れないのだろうか
ならば永山則夫など絶対的に文学など語れないということだろうか
おそらくきみがいちばん重心をかけているのは「偉そうに」の部分だと思う
常にたがいがたがいの足を掬いつづけるモダニズム

29 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:52:46.41 ID:IGe7EJ9d0
>>28
なるほどなぁ
ただ、そこまで行くと文学ってより哲学に近くないの?

33 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:55:41.63 ID:fBGN8rkp0
>>29-30
文学が哲学と重なり合っていてなにがいけない
きみがいけないと言ってるわけではないのは分かるが

重要なのは
しかしそれでも文学と哲学の境はあるということ
一時期ジャック・デリダがこの境界を相当に攪乱させたが

35 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:02:25.52 ID:IGe7EJ9d0
>>33
なんだろう、なんかやっぱり違うのに微妙に混ぜて話されるのが嫌なのかな
個人的に
文学→自分の意見を述べるもの
哲学→定義を作ってその中で議論するもの
みたいなイメージがあるから細々した部分では似てるけど絶対的に違うものって認識があるんだよね

36 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:09:35.33 ID:fBGN8rkp0
>>35
俺もそんな感じで理解してる
もうすこしクダけて俺は「ウソ」というものへの対処の仕方の違いかなと
文学は「ウソ」を実体としてポーンと示す
哲学はその「ウソ」の成り立ちを論理的に分析する

ちなみにいま俺相当に酔ってる(ウイスキーをストレートであおってる)
たまーにびっぷらやってきて小説・文学系スレを荒らすイヤな奴です、はい

37 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:18:45.70 ID:IGe7EJ9d0
>>36
なるほどなぁ
分かりやすい、僕はウソの部分がその筆者の言いたいことだったり主張だと解釈してるかな
哲学だと、哲学者が探求したい命題って感じ
嫌味なとこもあるけど、ちゃんと引用先だったり論理立って会話が出来るから勉強になる
こんな言い方では悪いけど>>1には年齢的にも経験的にも理解がまだ及ばない範囲だと思う

30 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:53:33.15 ID:IGe7EJ9d0
>>28
なるほどなぁ
極めて現代的な生き方してるから納得
ただ、そこまで行くと文学ってより哲学に近くないの?

26 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:19:56.54 ID:jc5NTp230
>>22
背景がわかるからっていうより、自分にとってのリアリティがあるかどうかって感じかな、俺の場合
まあざっくり同時代性という言葉を使ったのは確かだが

ところでマルクスってカールマルクスではなく?
他にも文学者のマルクスがいるの?

18 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 20:26:31.07 ID:KGPcK1860
>>17
そうそう
あと第三者が訳したものを読むわけじゃん?
それも入り込めない理由のひとつかな
仮に原文で読んだとしても、余程のレベルじゃない限り頭の中で言葉を置き換えるという作業が発生するのがまどろっこしいんだよね

19 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 20:30:44.36 ID:sfN1uIAt0
>>18
日本語自体かなり難しい部類の言語だし微妙なニュアンスの違いで全く別物になるしね
文学とかも芸術だと個人的に思うんだけど、芸術って理解するには背景知識から何からめちゃくちゃ勉強しないとダメだよね

21 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 23:06:28.17 ID:xINNKyu30
文学部でやる文学って基本古典じゃね?
現代文学とか何を研究するの?

23 :名も無き被検体774号+:2013/12/25(水) 23:10:12.84 ID:WlV0T24u0
>>21
ジョイスは自分の作によって文学研究者は
○十年だか○百年の仕事を得たはずだとなかば皮肉っていた

しかし2013年現在
そのような複雑さを誇るジョイスより
一見あまりにも読みやすいカフカの方が現代性に触れている

27 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:28:49.81 ID:n8GACedb0
偉そうに語ってるけど、ろくでもない大学だったらバロス

31 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:53:48.27 ID:fBGN8rkp0
俺がはっきりと自覚したのは
田中雅美という五輪スイマーがテレビで泣きながら「楽しめました」と言ってた時だけど
「楽しむ」とはじつは現代においては命令なんだよ
つまり「楽しめ」

ミシェル・フーコーの「生権力biopolitique」はググればすぐに概要は分かると思う
こういう風に生きてくれ、さもなくば・・・という感じ
その「こういう風に」の中に「楽しめ」も含まれる

現代において文学に価値があるとするなら
(ほとんどのひとは価値なんてじつは認めてない。ただスノッブに利用してるだけ)
この構造に抵抗することしかありえない

そこを直視できない自称文学関係者の言説はすぐ分かる

53 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 23:21:33.61 ID:y9rrlsW30
しかしじつはこういう実学=虚学という問い方こそがナンセンス
そしてこれがナンセンスだという気づきは文学によって鍛えられる

 僕は一面において俳諧的文学に出入りすると同時に一面において死ぬか生きるか、
 命のやりとりをするような維新の志士の如き烈しい精神で文学をやって見たい。
 それでないと何だか難をすてて易につき劇を厭うて閑に走る
 いわゆる腰抜文学者のような気がしてならん。

botから借りてきた引用だけど漱石の有名な一文(たしか手紙)
これはドストエフスキーからの影響だったと覚えているけど
逆にいうとそれまで日本では「烈しい精神」の「文学」などなかったということ
というか「文学」に「烈しい精神」が求められるなんて思いもしなかったということ
もちろんいまでも思おうとしないひとはいっぱいいる(>>31の後半参照)

ここで注意しなければならないのは
引用された漱石は決して近代日本文学のいわば印籠ではないということ
漱石のことばだからと信じ崇めるべきではない

とにかく役立たずの謂われへの反発としての「文学は実学だ」という謂いは
その反発元の「法医工こそ実学。文学は虚学」と同じぐらいナンセンスだということ
(人)文学は実学=虚学という構造自体を突く

69 :名も無き被検体774号+:2013/12/30(月) 23:49:44.35 ID:ZreUJrde0
坂口安吾が文学は病んだ者のためのものというとき
まだいくばくかの誇りが隠れていたものだが
(それによって安吾は褒められるという意味ではない。むしろ安吾は甘かった。
つまりは「暗五」←本名は「炳五(へいご)」←「炳」は「あきらか」の意)

現代においてある種の精神疾患と文学とが結びつけられ語られるとき
そこに隠された意味など存在しない
つまり「文学などに興味を持つことは精神を病んでいるとみなす」と
宣告するぞということ
誰による宣告?・・・現代の「生権力」(>>31)、だ

それでいてカフカもオーウェルもなお書きえていないものの内に
われわれは生きている

きたる2014年に文学などに興味を持つということはつまりはそういうことだ
そのうえでまたどこかで語らえるなら・・・このスレ俺はこれにて

32 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:54:20.08 ID:IGe7EJ9d0
連投失礼したorz

34 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 01:57:30.45 ID:IGe7EJ9d0
そうだなぁ
楽しかったではなくて楽しめただもんね
回りから言わされてる感と言うか、自分の意思が希薄で回りの空気を読んで発言するから自分がなくなってるような気がする
でも、立場が上になったり年齢が行くと柵が増えてそうならざるを得ないような気もしてくる
ヤマアラシのジレンマみたいだ

39 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:41:14.90 ID:IGe7EJ9d0
申し訳ないが、文学はかじる程度にしか学べないかなぁ
他にやりたいことあるからそこまでつかれないwww
でも、 ID:fBGN8rkp0あなたみたいに真剣に打ち込んでいる人と話が出来て楽しかった
ありがとう、おやすみなさい

40 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:46:45.16 ID:UM1gaSrE0
古典嫌いなくせに文学部のましてや国文科なんて行くの間違ってんだろ
近現代の作家研究するにしたって、中世文学にさかのぼったりなんてざらにあるし、場合によっては中国古典も触れなきゃいけないのに

41 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 02:50:17.69 ID:SyguA8MqO
そもそも文学なんか学問じゃねーし
アカデミックに解体して技法化させたもんをウンウン言いながら学んでるんだよ
そういう意味じゃ、古典の方が体系化されてる分学問らしい

42 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 17:57:40.17 ID:fBGN8rkp0
>>41
いみふ

43 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 18:40:14.55 ID:rFTc9KEK0
ただ文学が好きだからって文学部入って
考えてたのと違ったとか
とても本読んでる奴の思考じゃないだろ

44 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2013/12/26(木) 19:16:28.73 ID:RcQvF7lt0
文学部の文学ってliteratureだと思っていたのは俺だけじゃないはず

45 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 19:20:27.45 ID:fBGN8rkp0
>>44
レターうんぬん言いたいのだろうけどいやそれもまちがいじゃないから
>>43
じゃあ「本読んでる奴の思考」ってなんなん

46 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 19:50:37.77 ID:RcQvF7lt0
>>45
レターうんぬんとな…?

俺が言いたかったのは
文学部は文学(literature)しかやらないものだと思っていたが
実際には文学や歴史などを含む人文学(humanities)を研究するところだったということだ

47 :名も無き被検体774号+:2013/12/26(木) 20:03:12.94 ID:fBGN8rkp0
>>46
ああそかごめごめ

48 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 13:00:08.69 ID:7C+8Mna50
>>46
要するに「文学部」ってのは「その他大勢」をひとまとめにしただけだしね
実験系の心理とか考古みたいなやってることは理系な内容混じってたりするし

49 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 18:52:32.39 ID:m5VMIHd70
>>48
確かに
俺音声学やってるけど
学部レベルではそうでもないけど院レベルになると数学地獄だと聞いている

50 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 22:28:11.26 ID:y9rrlsW30
>>48
>要するに「文学部」ってのは「その他大勢」をひとまとめにしただけだしね

これ「要する」どころかまったく逆

こういう発想に
日本における大学というものへの一般的な捉え方が
典型的象徴的に顕れてると思う

universityと似て非なるものとしての大学
反制度としてはじまったuniversityと近現代における制度としての大学

どちらがいい悪いの問題ではない・・・のか?

51 :名も無き被検体774号+:2013/12/27(金) 22:38:33.99 ID:y9rrlsW30
なによりも神学(「その他大勢」の真逆)であり
その神学のハシタメとしての哲学やリベラルアーツがあったuniversity

対し
まず急がれたのが法・医・工であり
その解釈技法としてのみ要請される限りで文(特に独文)があった大学

55 :名も無き被検体774号+:2013/12/28(土) 01:04:38.47 ID:M4t7YKgu0
文学には興味ないけど面白いスレだな

62 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 22:28:50.23 ID:0cewolYx0
「文学には興味ないけど」(>>55)

人間である以上「文学には興味ない」などということは不可能だ

「興味ない」のではなく
文学があるということを知らないか知らされない場に生きているか
知っているがあえてそこから目を背けているか
そのいずれかだけだ

文学の力は
「興味」などという自意識などお構いなしに人間をその磁場に引きずり込む

56 :名も無き被検体774号+:2013/12/28(土) 20:45:08.82 ID:iZaMMjBV0
で、どこの大学の文学部か書けよ。

箔が付く大学じゃないと、飲み屋での親父の戯言と同じ扱い。

60 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 22:16:57.58 ID:0cewolYx0
>>56
>箔が付く大学じゃないと、飲み屋での親父の戯言と同じ扱い。

つまり学歴の伴わない文学論は居酒屋談義と同レベルってこと?

それは学歴こそ伴わないがものを書いているひとに失礼
あるいは居酒屋サラリーマンが持ち上げられすぎ

たとえば195X年のある日ある時
水俣の住民が「鳥が空から落ちてくる。猫が踊り狂っている」と訴えたとき
チッソの高学歴サラリーマンがなにをした?
その声にまず耳を傾けたのはたとえば
学歴的にはかれらチッソ社員に劣る石牟礼道子ではなかったか?

58 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 14:44:18.12 ID:neZzDTM70


59 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 15:14:32.41 ID:neZzDTM70


61 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 22:23:56.95 ID:0cewolYx0
いいか
水俣におけるメチル水銀もまた「ゴミ」「廃棄物」であることに
しかと留意せよ

そしてこの病因の早期の推定に関し
政官財は言わずもがな東大医学部などのアカデミズムもまた
進んで反論に出たことにしかと留意せよ

2011年はすでに1950年代に存在していたということだ
そして「2011年はすでに1950年代に存在していた」という言説は
文学を措いてほかのどの領野にも不可能なことなのだ
哲学・思想でさえ

63 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 22:33:32.40 ID:0cewolYx0
「放射脳」・・・なんと「文学」な表現だろう

あえてレスするまでもないが
核問題とは「ゴミ」「廃棄物」問題でありすなわち文学の問題である

64 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 22:35:25.20 ID:AM/E4xaa0
anotherの綾辻さんが結構持て囃されてたけどあれってそんなにすごかったの?

66 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 23:09:34.00 ID:0cewolYx0
酔ってなければ書けない
酔いから醒めたらたぶんじぶんでもよく理解できない

「もしも僕らのことばがウィスキーであったなら」・・・村上春樹はこう問うべきではなかった
問うならば
「もしも僕らのことばが「資本」であったなら」であるべきだった

「資本」(貨幣)も「ことば」も元はただの記号
だがその記号に託すことでわれわれは万能の自由を手にした
このように一見その機能は同等なのに
なぜ「資本」は現代を謳歌し「ことば」は現代において受難なのか

ウイスキーの酔いも醒める問い

68 :名も無き被検体774号+:2013/12/29(日) 23:44:17.86 ID:neZzDTM70
このスレはどうなっていくのか

70 :名も無き被検体774号+:2013/12/31(火) 16:05:06.94 ID:DBTQxOJaP
よいお年を。

そしてよい文学を。

やれるものならば、な。

・・・・・・か。怖いな。

71 :名も無き被検体774号+:2013/12/31(火) 22:10:15.98 ID:C7zbmUCD0
保守

72 :名も無き被検体774号+:2013/12/31(火) 22:56:48.23 ID:rOMUQvMM0
文学とともに生きるためには
弱さの側にとどまりつづけなければならないから

文学とともに生きつづけるかぎり
ことしより来年、来年より再来年と
わたしたちはどんどんどんどん弱いほうへと向かうだろう

弱くあってはじめてことばはそのまことの相貌をもって
わたしたちに突き刺さってくるだろう
くれるだろう

73 :名も無き被検体774号+:2014/01/01(水) 00:21:06.90 ID:knedNlsK0
本当にこのスレどうなるんだ

74 :名も無き被検体774号+:2014/01/01(水) 05:00:42.11 ID:G6gqJx620
>>73
どうなるんだと遠巻きに腕組み眺めてるだけじゃなくて
なぜきみも語らない

75 :名も無き被検体774号+:2014/01/01(水) 14:56:21.28 ID:AZz3hCER0
歴史あるし、研究尽くされてるし、その状態から新たなことをするのは
難しいだろうけど、それすらも面白そうだな

1とは逆に実用的な学部を選んだけど、文学から未だに離れられずにいるものとしては

76 :名も無き被検体774号+:2014/01/01(水) 19:52:11.35 ID:wOaBARjI0
法学部入ったけど名大西洋哲学コース行きたかった

77 :名も無き被検体774号+:2014/01/02(木) 04:00:41.41 ID:EwiDR7h+0
>>75
>歴史あるし、研究尽くされてるし、その状態から新たなことをするのは
>難しいだろうけど、それすらも面白そうだな

ちょっとちがう
文学において「尽くされる」ということはありえない
「新たなことをするのは難しい」どころか新たなことしかなしえない

文学における絶対的な大前提はユニークネス、オリジナリティだ
(たとえば芥川賞候補に挙がった兄弟合作を池澤夏樹は否定する)
そしてこれは書く側についてのみあてはまるのではない
読むこと語ることについてもおなじだ

文学は固定的実体的な対象としてあるわけではない
生成と変容のうちにある
もし固定的な実体としてみえているのだとしたら
それは非文学あるいは反文学に関わるなにかが
そのひとにそうさせているのだとおもう
(たとえば小説創作における「キャラ」論・・・あれは文学とはまったく関係がない)

83 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 17:52:22.74 ID:iSugqUbY0
それが一般に「文学」と呼ばれる範疇に含まれているからといって
じっさいに文学であるとは限らない
たとえば>>77で触れた「キャラ」論などその例だ

またとある文芸評論家はこう語る
「いますぐれた文学は一部の社会学のなかにある」と
(ちなみに東浩紀のことではまったくない)

また別の文芸評論家はこう言う
「小説とは『脱ジャンル』というジャンルだ」と
(しかしそれは「なんでもあり」を意味するものではないことに留意)

78 :名も無き被検体774号+:2014/01/02(木) 21:55:48.26 ID:QHfyBKzA0
俺英語しかできなくて文学部の英文科来て英語学専攻してるけど
文学部でよかったと思ってるよ
意味論と語用論わけわかめだけど
統語論と音声学面白すぎわろた

79 :名も無き被検体774号+:2014/01/03(金) 00:50:26.71 ID:CyFHApPH0
>>78
言語学にはまったく疎いけど文学において欠くべからざる領域なのは理解している
ただ統語論音声学寄りということは
あなたはどちらかというと理系的な興味の持ち方なのだろうか

>>38で大澤真幸という社会学者の名を出したけど
かれはときどきソール・クリプキやドナルド・デイヴィッドソンの名を出して論ずる
名づけについて、また、真偽について

俺はこういった大澤の論が大好きなんだけど
それは言語学のうちの意味論語用論の方なのかなと理解してるが
それで合ってるかな、まちがってるかな

あと英文ということで(英文学と英語学のちがいもまたレスしてくれるとうれしい)
さいきん話題になったからとアリス・マンローを読んだけど
俺はあまり感心しなかった

そして同時にマンローを推す村上春樹のこの15年の文学にも考えをめぐらせた
かれが、かれのみが、喧騒を起こし、
そしてそれ以外はほとんどなにも影響力ある話題はない・・・というような
現代日本の文学状況はきわめて不幸だ(なにをいまさら)

80 :名も無き被検体774号+:2014/01/03(金) 21:39:49.90 ID:kXYfanvB0


81 :名も無き被検体774号+:2014/01/03(金) 21:43:39.31 ID:kXYfanvB0


82 :名も無き被検体774号+:2014/01/04(土) 16:38:23.35 ID:hzi3xfCN0
英文学と言うとイギリス文学なのか英語で書かれた文学なのかよく分からないから
英米文学と言うことにしている

ところで人少ないな

84 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 22:16:00.80 ID:qqzd1RleP


85 :名も無き被検体774号+:2014/01/06(月) 23:02:17.74 ID:2m3b77DJ0


86 :名も無き被検体774号+:2014/01/07(火) 19:07:50.46 ID:aKUMFome0


87 :名も無き被検体774号+:2014/01/08(水) 17:10:04.40 ID:hihWyKBs0


88 :名も無き被検体774号+:2014/01/09(木) 21:13:17.77 ID:+k3i7t960


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